Application Programming Interface(API)とは?解説から対応したオススメシステムを紹介

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API(Application Programming Interface)とは

APIはApplication Programming Interfaceの略称で、異なるプログラムやアプリケーションを繋ぐための手段のことを指します。
APIを利用することで異なるソフトウェアやプログラムで、相互にデータや機能を利用し連携することで可能です。
また特にWebサービスが一般的にな昨今では、Webブラウザなどで利用できるHTTP/HTTPSプロトコルを用いてネットワークを通じて利用可能な「WebAPI」を提供するWebサービスも多くあります。

SaaS連携にAPI連携が必要な理由

SaaS連携で業務効率化を図るには、実現したい内容を基にSaaSの標準の連携機能やAPIの提供の有無確認するとよいでしょう。
例えば勤怠管理システムのデータを基に、給与計算を自動化したいような場合では、勤怠・給与のシステム自体が標準の連携機能で対象業務の自動化を行える場合もある為より簡単に対象業務を自動化できます。
SaaSの標準の連携機能以外でも一般的にAPIを提供しているSaaSであれば、システム同士を連携させ対象業務を自動化することもできます、その為のAPI利用にあたってはガイドやドキュメントが一般的に公開されており、参照しながら利用可能か検討する必要があります。
また実装にあたってはプログラミングを用いた開発とシステム連携ツールを用いた2つの開発方法が利用できます。

プログラム開発

プログラミング言語も用いてAPIを利用する手法になります。
APIの知識の他にプログラミング言語の知識も必要になります。

データ連携ツールを用いた開発

対象のSaaSのAPI情報を設定し、実現したい業務に合わせて設定することでSaaS同士の連携をすることが可能です。
SaaSの費用と別途データ連携ツールの費用が発生する
SaaSのAPIの有無の他、データ連携ツールの対応の有無も確認する必要がある。

どういった実装方法を用いるかについては、実装難易度や規模、運用コストなどど踏まえて検討する必要があります。

SaaS同士のAPIを連携できる代表的なシステム連携ツール

APIを利用してシステム連携を自動化する為のシステムも登場しており、以下代表的なシステム連携ツールを紹介します。

Zapier

5,000以上のサービス・システムを連携できる自動化アプリケーションです。対応しているサービスは多い反面、海外のサービスなので国内の業務システムは未対応な場合が多いです。
https://zapier.com/


Yoom

主要なクラウドサービスを連携でき業務自動化が可能なアプリケーションです。また連携だけではなく自社独自のDB(データベース)の作成もできます。
https://yoom.fun/


AsteriaWarp

国内シェアNo.1のデータ連携サービスで、ERP(基幹システム)や主要なクラウドにも対応しており、ノーコードで業務の自動化が可能です。
https://www.asteria.com/jp/warp/

ジョーシス

情報システム部門の包括的な業務を支援するサービスで、SaaS毎に行っていたアカウント発行・削除を自動化できる。
https://jp.josys.com/

システム連携事例

入退社時のアカウント発行・削除をAPI連携で自動で行った事例

下記の事例では、各システムのユーザー情報のAPI連携をすることで、アカウント発行・削除を自動化した例になります。

担当者は人事システムのアカウント発行・削除を入力するだけで、自動で人材管理システムと勤怠管理システムのアカウントも発行・削除することができます。

また、勤怠管理システムの情報を人事システムと連携することで、人事評価や申請手続の業務を効率化できます。

システム連携図

API連携に対応したシステム開発ならお任せください

API連携することで様々な業務の効率化を実現できますが、利用にあたってはAPIやプログラミングなど様々な知識が必要になります。
SaaSisでは様々なSaaSのAPI利活用や開発実績を基に最適な業務システムのAPI連携をご提案が可能です。
SaaS同士のAPI連携にお困りならぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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