ChatGPTを会社で導入している企業と活用事例10選
ChatGPTやGPT-3は、近年開発された大規模言語モデルであり、さまざまな分野で活用されています。企業においても、ChatGPTやGPT-3を活用したサービスやツールの開発が進んでいます。
今回は企業で利用されているChatGPTやベースとなっている言語モデルGPT-3の活用例を10個、紹介致します。
GPT-3の活用例10選を知ることで、企業の業務効率化や生産性向上、新たなビジネスチャンスの創出、企業の競争力強化などに役立つ可能性があるので、ぜひ、最後までご覧ください。
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ChatGPTの企業の活用例10選
既に業務の一部にChatGPTを活用している人も少なくないでしょう。ChatGPTは、さまざまな企業でさまざまな目的に活用されています。
以下に、そのうち10例を紹介します。自身の日常業務に取り入れられそうなアイデアがあれば、ぜひ活用してみてください。
Yoom、OpenAIのGPT-3とAPI連携開始
Yoom株式会社が提供しているYoomは、SaaS連携を自動化できるツールです。Yoomを利用することで、さまざまなSaaSシステムを連携させ、データの自動取得や更新を行うことができます。
YoomがChatGPT APIに対応したことで、GPT-3を活用した業務の自動化が可能になりました。例えば、以下の業務を効率化することができます。
- メールからのテキスト抽出
- 口コミのネガティブ・ポジティブ判断
- 商品説明の作成
- マーケティング施策の立案
- 新製品開発のアイデア創出
YoomとGPT-3を組み合わせることで、業務の効率化だけでなく、新たなビジネスチャンスの創出にもつながる可能性を秘めています。
ChatGPTを応用したWordPress用ツール、記事の自動作成・投稿が可能に
WordPressでOpenAIを利用して記事の自動生成が可能なサービスです。 ライティングはChatGPTの得意分野です。
ChatGPTは、膨大な量のテキストデータでトレーニングされており、さまざまなジャンルのテキストを生成することができます。また、ChatGPTは、人間の執筆者よりも迅速かつ正確にテキストを生成できると言われています。
ChatGPTは、さまざまな情報をもとにテキストを生成することができるため、ターゲット層に合わせた記事の作成や、SEO対策にも役立ちそうです。
「弁護士ドットコム」新たな一歩!「Professional Tech Lab」と「Professional Tech Fund」発足、ChatGPTなど新技術に注力!
無料法律相談や弁護士、法律事務所の検索ができる弁護士ドットコムですが、今後ChatGPTに使われているような言語モデルやブロックチェーンの活用も模索していくそうです。
言語モデルの活用では、法律相談チャット、法律専門書籍のリサーチツール、契約相談チャットのサービスを開発・検討していくそうです。
弁護士ドットコムが、言語モデルやブロックチェーンの活用を進めることで、法律サービスの質や利便性が大きく向上する可能性があります。今後の取り組みが、とても楽しみです。
note、GPT-3を用いたnoteのAI機能群の、第二弾を公開
メディアプラットフォームのnoteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品を提供し、創作プロセスを支援するためのAIアシスタントサービスを提供しています。最新の試みとして、第二弾としてGPT-3モデルを活用したAI機能群を公開しました。
具体的には、以下のメリットが期待できます。
- 文章の質の向上
- 執筆時間の短縮
- 新しいアイデアの創出
NoteのAIアシスタントサービスは、創作活動を行うユーザーにとって、非常に便利なツールとなるでしょう。
ランサーズグループ、ChatGPTとの連携開始
クラウドソーシングのサービスのランサーズでは、OpenAI社の人工知能モデルGPT-3を活用したフリーランスのプラン作成サービスを開始しました。
新しいサービスにより、フリーランスは、自分のスキルや経歴、相談できる仕事内容を箇条書きするだけで、簡単にプランを作成することができるようになります。
これにより、プラン作成にかかる時間と労力を大幅に削減することができるうえ、GPT-3がプランを自動生成するため、プランの品質も向上することが期待されます。
フリーランスにとって、非常に有益なツールとなるでしょう。また、クラウドソーシング業界全体の効率化にもつながる可能性があります。
グノシー、動画AI要約記事β版提供開始
情報キュレーションアプリを提供するグノシーですが、GPT-3を活用した「動画AI要約記事」サービスの開発を行い、2023年2月24日(金)よりβ版(テスト版)の提供を行っていると発表しています。
動画コンテンツを再生しなくても要約から見たい動画が探せるようになるために、純粋に便利になりそうです。
「動画AI要約記事」は、動画コンテンツの利便性や価値を向上させる、画期的なサービスと言えるでしょう。今後の展開が楽しみです。
AIチャットボット業界トップシェアのチャットプラス、「ChatGPT」と自動連携
チャットプラスは、AIチャットボット業界トップシェアを誇る企業です。OpenAI社の人工知能モデルGPT-3を活用したナレッジ生成、問い合わせの回答サービスを提供するとしています。
ChatGPTは文書への応答や返信は得意分野ですので、チャットプラスのチャットボットはChatGPTの力を借りて、より自然で質の高い回答をユーザーに提供することができるようになると期待されます。
受付ロボットMini、話題の「ChatGPT」と連携で新たなインタラクション体験!
受付ロボットを人工知能モデルGPT-3と連携させた企業もあるようです。
これらのロボットは、従来の受付ロボットよりもさらに高度なコミュニケーション能力を備えており、顧客とより自然で親密なコミュニケーションを実現することができます。
また、さまざまな業務を自動化することで、人手不足の解消や業務効率化にも貢献すると考えられます。
将来ロボットの店員や対話可能な配膳ロボットなど、ますます可能性は広がっていきそうです。
英語スピーキングアプリ「スピーク」、日本語版リリース!
英語学習アプリ「スピーク」は、AIを活用した対話型の英会話学習を可能にするアプリです。
「スピーク」では、GPT-3を活用した自動音声認識技術により、ユーザーの発音を正確に認識し、フィードバックを提供します。
また、ユーザーのレベルやスキルに合わせて、適切な学習内容を提案するので、ユーザーは自宅にいながら、AI相手に英会話のスキルを磨くことができますよ。
従来の英会話学習では、講師とのマンツーマンレッスンが一般的でしたが、マンツーマンレッスンはコストや時間の面で、多くの人にとってハードルの高いものでした。
「スピーク」の登場により、AIを活用した英会話学習がより身近なものになりそうですね。
GPT補助金支援AI「ズバにゃん(β)」先行ユーザー募集、LINEチャットでサポートスタート!
補助金支援AI「ズバにゃん(β)」は、OpenAI社の人工知能モデルGPT-3を活用した、LINEチャットによる補助金支援サービスです。
「ズバにゃん(β)」は、以下の機能を提供します。
- 事業計画の採択可能性を判断する
- 採択に向けた提案と助言をする
- 既存事業から新規事業の提案をする
「ズバにゃん(β)」の登場により、事業者は補助金の活用をより簡単に、より確実に行うことができるようになるでしょう。
なぜネコ型なのかについては公式には発表されていませんが、ネコ型のキャラクターは親しみやすく、愛らしいイメージがありますよね。
多くの人の興味を引きつけ、親しみを持って利用してもらうための効果的な手段と言えるかもしれませんね。
「ズバにゃん(β)」は、事業再構築補助金に対応しており、先行ユーザーを募集しています。興味のある方は、ぜひ申し込んでみてはいかがでしょうか。
なお、GPT-3.5の性能について知りたい方はこちらをご覧ください。
→【gpt-3.5-turbo-16k】ChatGPT3.5のAPIの性能を徹底解説
ChatGPTやGPT-3の企業での活用について
企業でもChatGPTやベースとなっている言語モデルGPT-3の活用がどんどん進んでおり、実証実験や実用的なサービスもどんどん出てきていますね。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
- カスタマーサポート: 問い合わせへの回答や、新規商品・サービスの提案など
- マーケティング: ターゲット層の分析や、広告の作成など
- 教育: 英語学習や、プログラミング学習など
- 研究開発: 新製品の開発や、新サービスの企画など
今後も、ChatGPTやGPT-3の活用は、さまざまな分野に広がっていくと考えられます。WEELでは、今後もChatGPTやAIモデルの活用例や企業での活用事例を発信していきたいと思います。
なお、ChatGPTの使い方について詳しく知りたい方は、下記の記事を合わせてご確認ください。
→【画像で導く】ChatGPTの始め方や使い方、スマホ/PC別で解説
ChatGPTやGPT-3はさまざまな分野で活用が進む
ChatGPTやGPT-3の活用は、すでにさまざまな分野で進んでいます。例えば、カスタマーサポートでは問い合わせへの回答や、新規商品・サービスの提案などに活用されています。
また、マーケティングでは、ターゲット層の分析や、広告の作成など。さらに、教育では英語学習や、プログラミング学習などに活用されています。
今後も、ChatGPTやGPT-3の活用はさまざまな分野で進んでいくと考えられます。その進展に注目していきたいですね。
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